当院には福岡市在住の岩室順子(いわむろじゅんこ)さんが作ってくださったお人形が飾られています。松尾和則さん、セツ子さんご夫妻が毎月わざわざ当院にとどけてくださっています。いつもありがとうございます!
新年明けましておめでとうございます。今年も新たな挑戦と共に、多くの喜びや発見が皆様の生活を豊かに彩りますよう願っております。
2025年も、村山内科をどうぞよろしくお願い申し上げます。
今月のお人形は『初釜』です。お人形の客人がたは皆様華やかなお召し物で、気持ちも新たにお茶会を楽しまれている様子ですね。
初釜で出されるお菓子といえば、表千家では『常盤饅頭(ときわまんじゅう)』だそうです。お人形がたのお菓子もそのように見えますね。常磐饅頭は一見すると白い饅頭ですが、中には若草色の餡が入っています。雪のなかから若草が萌えるようなイメージのお菓子だそうです。
初釜とは、新年初めてのお茶会のことを指します。
茶道では、釜に汲んだ水を炉にかけて、お茶をたてる湯を沸かします。新年を迎えて最初にお釜を炉にかけるので『初釜』と言うそうです。このとき、元旦に最初にくんだ若水(わかみず)を初釜に使うことがあるそうです。若水でたてたお茶を飲むと、万病を防ぎこれから1年間の邪気を払うことができる、と言われているそうですよ。初釜にお呼ばれする機会があれば、ぜひいただいてみたいですね。
- 1月8日
- <今月のお人形紹介>