村山便り
- 村山内科・胃腸科(福岡天神)
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- お腹のエコー検査、受けたことがありますか?——痛みなし・放射線なし、10分でわかること
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<機器画像はCanonウェブサイト引用>
村山内科・胃腸科 院長 村山通秋
「健診で肝機能の数値が高いと言われたけど、そのままにしている」「お腹が張る感じが続いているが、どこに行けばいいかわからない」「胆石があると言われたことがあるが、特に症状がないので放っておいている」——外来でこうした相談をよく受けます。
こういった方に、私がまずお勧めするのが腹部超音波検査(腹部エコー)です。痛みも放射線もなく、ベッドに横になったまま5-10分程度で終わる検査ですが、お腹の中の臓器についてかなり多くのことがわかります。
お腹はいわばブラックボックスです。触診や聴診、レントゲンだけではわからないことがたくさんあります。当院では必要と判断した場合に腹部エコーをその場で行うことで、病状をより正確に評価するよう心がけています。「先生にちゃんと見てもらえた」と安心してお帰りいただけることが多く、私自身もこの検査を外来診療の大切な柱のひとつと位置づけています。
使用機器はキヤノンメディカルの上位機種「Aplio Verifia(アプリオ ベリフィア)」です。高精細な画像で、より細かな変化も見逃さない検査を心がけています。

<画像はCanonウェブサイト引用>
腹部エコーでは、超音波を使ってお腹の中を画像で確認します。X線(レントゲン)と違い放射線を使わないため、被ばくの心配がなく、何度でも受けていただける検査です。
主に以下の臓器を観察します。
血液検査で異常が出たときの次の検査として使うことも多いですが、定期的に受けていただくことで、早期発見につながるケースが少なくありません。
また、胃カメラや大腸カメラで異常が見つからなかったお腹の痛み・違和感の原因が、エコーで初めて突き止められることはよくあります。「内視鏡では異常なし」と言われたのに症状が続いている方にも、ぜひ受けていただきたい検査です。
さらに当院では、脂肪肝の程度をATIという指標で数値化することができます。「脂肪肝と言われたが、どの程度なのかわからない」という方も、数値として把握することで、治療や生活改善の目安にしていただけます。

特にγ-GTPや中性脂肪の高い方、肥満傾向の方は、脂肪肝が進行していても自覚症状がほとんどないことが多く、知らないうちに肝硬変へ進んでいるケースがあります。「数値が少し高いだけだから大丈夫」と油断せず、一度しっかり調べておくことをお勧めします。
腹部エコーは、検査の数時間前から食事・飲水を控えていただく必要があります。食後だと胃や腸の中にガスや内容物が溜まり、特に胆嚢や膵臓が見えにくくなるためです。
検査当日は原則として朝食を抜いてご来院ください。午後に受けられる方は昼食を抜いていただければ構いません。水・お茶は構いません。検査時間は10分程度で、基本的には痛みを伴わない検査です。ゼリーをお腹に塗り、プローブと呼ばれる器具を当てながら画像を確認していきます。
なお、膀胱・前立腺・子宮をしっかり観察するためには、膀胱に尿がたまっている状態の方が画像が鮮明になります。可能であれば、来院前のトイレはできるだけ我慢してきていただけると助かります。

腹部エコーは大きな病院に行かなくても、当院の外来で受けていただける検査です。「症状はないが健診の結果が気になる」という方も、「最近お腹の調子が悪い」という方も、気軽にご相談ください。基本的には予約不要で当日受けていただける場合が多いですが、できるだけ受付終了時刻の30分以上前にお越しください。事前にご予約をご希望の場合は、お電話またはホームページのお問い合わせフォームからご連絡ください。
私自身、消化器内科を専門としており、腹部エコーは日常診療の中で力を入れている検査のひとつです。検査後に画像をお見せしながら丁寧にご説明します。
当院は西鉄天神駅から徒歩5分、地下鉄天神駅・七隈線天神南駅からも徒歩5分程度の天神西通り沿いにあります。予約不要で平日18時まで受診いただけます。
村山内科・胃腸科
福岡市中央区天神2-4-20
西鉄天神駅徒歩5分 / 地下鉄天神駅・七隈線天神南駅徒歩5分程度 / 天神西通り沿い
診療時間:月〜土 9:00〜18:00(受付)
TEL:092-741-6550
この記事は院長・村山通秋(日本内科学会総合内科専門医・日本消化器病学会専門医・日本消化管学会胃腸科専門医)が監修しています。