当院には福岡市在住の岩室順子(いわむろじゅんこ)さんが作ってくださったお人形が飾られています。松尾和則さん、セツ子さんご夫妻が毎月わざわざ当院にとどけてくださっています。いつもありがとうございます!!
事務の穂先です。3月のお人形といえば、やっぱり 【雛飾り】
3月3日の『雛祭り』は雛人形を飾り女の子の健やかな成長を願う行事、『桃の節句』とも云われますね。
でも、本来は3月3日は女の子の節句ではありませんでした。起源は300年頃の古代中国に遡ります。
3月上旬の季節の変わり目は災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたため 水辺で穢れを祓う習慣がありました。それが遣唐使によって日本に伝えられ長い年月が経ち、今の形になったと言われています。
この雛人形は一般の立ち位置と違いますが、かつての日本では『左』(向かって右側)が上の位でした。明治天皇の時代まではそのような伝統があった為 天皇は左側に立たれていました。明治の文明開化によって日本も西洋化し大正天皇から右側に立たれるようになりました。
時代と共にいろいろ変化していきますが、健やかに過ごしていきたい、過ごしてもらいたい、という気持ちは昔から変わらないと思います。
季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。
無理をせず、今からの 春 の季節を楽しんでくださいね。