当院には福岡市在住の岩室順子(いわむろじゅんこ)さんが作ってくださったお人形が飾られています。松尾和則さん、セツ子さんご夫妻が毎月わざわざ当院にとどけてくださっています。いつもありがとうございます!
今回は『三匹の子豚』のお話がモチーフになっています。
当院でこのお人形を見た方も「あら、そんなお話あったわね。懐かしい!」と思わず口にしていましたよ。
どんなお話か、覚えていますか?
今回、この文章を書くために調べてみたら、自分の記憶と本来のストーリーがだいぶ、違っていました。
1匹目は藁で家を作ります。それを狼が狙います。
2匹目は木を使って。こちらもやはり狼に狙われてしまいます。
3匹目は煉瓦で。もちろん、狼はここも狙うのですが…。
「1匹目と2匹目は3匹目の家に逃げて無事、狼も反省して、めでたしめでたし」
私はそう思っていました。
ところが、実際はこんなに優しい物語ではなく、もっと残酷。
登場人物のうち、最後に生きているのは3匹目だけだったのです!
どういうこと?と思った方は、ぜひ、ご自分で調べてみてくださいね。
ときにはこんな風に、記憶の底にあるものを紐解いてみるのも面白いのではないでしょうか。
新しい発見があるかもしれませんよ。
- 6月4日
- <今月のお人形紹介>