
当院には福岡市在住の岩室順子(いわむろじゅんこ)さんが作ってくださったお人形が飾られています。松尾和則さん、セツ子さんご夫妻が毎月わざわざ当院にとどけてくださっています。いつもありがとうございます!
今月のお人形は『雛祭り』です。
平安時代の装束の直衣や烏帽子を被ったお内裏様と、十二単を纏ったお雛様です。
直衣姿をみると光源氏を思い浮かべてしまいます。お雛様も五衣のきれいなグラデーションの上に、豪華な表衣をお召しになっていますね。これは帯で作られているそうです。ブルー系の生地にピンクの花柄が素敵です。
三姉妹でしょうか、それぞれ手鞠を持っていますね。子どもの成長を願う手鞠。これも繊細な仕上がりになっています。
手鞠の遊び方といえば、蹴り鞠、突き鞠、回し鞠、揺り鞠といろいろありますが、皆さんはどの遊びをされたことがありますか?
また、讃岐かがり手まりや松江の和紙手鞠なども色鮮やかで芸術的です。ぜひ手鞠のご鑑賞もお楽しみください。

- 2月7日
- <今月のお人形紹介>