診療科目
- 村山内科・胃腸科(福岡天神)
- 診療科目
- 生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症など)
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生活習慣病とは毎日のよくない生活習慣の積み重ねによって引き起こされる病気の総称です。中でも高血圧、糖尿病、脂質異常症などは初期の段階では自覚症状は少ないのですが、そのまま放置していると後々心筋梗塞、脳梗塞など、命にかかわる病気になるリスクが大きくなります。
健康診断で
・異常を指摘された。(血圧やコレステロールなど)・心配な結果がある。真剣に改善に取り組みたい。
といった方は、ご相談、および改善のためのアドバイスを行なっておりますので、
まずはお気軽に受診ください。
当院では生活習慣病はもちろん、上部消化管内視鏡検査(鼻からの胃カメラ) / 下部消化管内視鏡検査 、視・聴力検査 尿検査 / 心電図検査 胸部・腹部X線検査 / 腹部エコー、便検査 / 血液生化学検査 / 特定健康診査 / 後期高齢者健康診査 / 大腸がん検診 前立腺がん検診 / 企業健診 肝炎ウイルス検診など各種健康診断を実施しています。
糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症など |
血液が血管の中を通るときに血管の壁にかかる圧力のことを血圧といいます。
心臓が収縮して血液を全身に送っている時の血圧を収縮期血圧といい、心臓が収縮したあと拡張したときの血圧を拡張期血圧といいますが、収縮期血圧と拡張期血圧のどちらが高くても高血圧と呼ばれ、高血圧を有する方は現在の日本に約4,000万人いると推定されています。
高血圧には明らかな原因がある二次性高血圧と原因がはっきりしない本態性高血圧がありますが、日本人の高血圧患者の9割近くは原因がはっきりしない本態性高血圧です。
高血圧であっても特に症状がないことが多いのですが、放置したままだとやがて動脈硬化が進み、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血などの命に関わる病気になる危険性が高くなります。
狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、腎不全など |
脂質異常症とは血液中のコレステロールや中性脂肪が多すぎる状態をいいます。
境界型も含めると日本人の2200万人以上にある病気で、50代男性の二人に一人、60代女性の三人に一人に脂質異常症があると言われています。しかし、その中で自分が脂質異常症だと自覚している人は30%程度にすぎず、糖尿病、高血圧に比べ軽く見られている病気といえます。
脂質異常症も症状が出にくい病気ですが、放置しているとLDL(悪玉コレステロール)が血管の壁について血管の壁が厚く硬くなる動脈硬化を引き起こします。また、中性脂肪はHDL(善玉コレステロール)を減らし、LDLの増加を招きます。
なかには遺伝的に血液の中のコレステロールを取り除く仕組みがうまく働かなくなる家族性高コレステロール血症という病気もあり、ヘテロ型の家族性高コレステロール血症は日本人の500人に1人と決してめずらしい病気ではありません。
動脈硬化、心臓病、脳卒中など |
血液中の尿酸の濃度のことを尿酸値といい、尿酸値が7.0mg/dLを超える場合を「高尿酸血症」といいます。日本の成人男子の約30%にみられる病気で、高尿酸血症の状態が長く続くと尿酸の結晶が体のあちこちに沈着し、痛風発作による激痛などの症状を引き起こします。
高尿酸血症は高血圧、高脂血症、糖尿病、メタボリックシンドロームなどと合併しやすく、痛風や腎機能を悪くする以外に脳卒中、心筋梗塞などのリスクにもなります。
痛風、尿路結石、腎機能低下、心筋梗塞、脳卒中など |
血液や尿を分析することで、体の現在の状態がよくわかります。血液検査、尿検査をご希望の方は朝食を抜いて来院されるとより正確な情報が得られます。
胸部や腹部のX線写真を撮影します。心臓や肺の病気、お腹の病気の診断などに役立ちます。
心臓の電気信号を波形として記録します。
狭心症、不整脈、その他の心疾患の診断に役立ちます。
よい生活習慣としてはバランスのよい食事、適度な運動、ストレスをためないようにする、過度の飲酒を控えること、タバコを吸わないことなどがあります。生活習慣病予防のためには薬が必要となることもあります。患者さんの中には高血圧や脂質異常症の薬を飲み始めると一生飲まなくてはいけないので飲みたくないといわれる方がたくさんいらっしゃいますが、生活習慣を見直すことでお薬をやめることが出来ることも少なくありません。
※各個人によって現れる症状はさまざまです。標準的な治療法も、患者さんによって大きく異なります。
まずはお気軽にご相談ください。
生活のスタイルを変えるのは簡単ではありませんが、悪い生活習慣を続けることが病気の原因となることがわかっている以上、放置するわけにも行きません。小さなことからでも構いませんのでひとつひとつ変えていく努力を続けましょう。当院ではみなさんの頑張りをサポートさせていただきたいと考えています。
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