秋は野菜、果物、魚など旬の美味しいものがたくさんですね。
秋に美味しい野菜類、なかでもキノコ類は食物繊維が豊富でカロリーも含まれていないのでたくさんとりたい食材です。またサンマやサバなどの青魚には血中の悪玉コレステロールを少なくして、善玉コレステロールを増やす不飽和脂肪酸がたくさん含まれています。(ただし油ののった青魚はカロリーも高いので食べ過ぎると太ってしまう原因にもなりかねません)
暑い夏が終わりすずしくなって食欲が増してくると食べ過ぎて体重が増えてしまうことがよくあります。このような秋太りを予防するためにもできるだけ体を動かすようにしましょう。
運動には有酸素運動と無酸素運動の両方の要素がありますが、有酸素運動でより効果的に脂肪を燃焼することができます。
有酸素運動を効果的に行うには自分の脈拍数を目安にするとよく、適切な脈拍数は138−(年齢/2)で計算できます。例えば30歳なら138−15=123回/分、40歳なら138−20=118回/分の脈拍数程度の運動です。
このくらいの脈拍数の運動では心肺への負担もそれほど高くないので安全性にすぐれ、脂肪の燃焼効果が高く、疲れや筋肉痛が残りにくいため長続きしやすいのです(心臓に病気のある方、糖尿病のある方などは主治医に相談してください)。
以前より脂肪を燃焼するためには30分以上連続して運動することが推奨されてきましが、近年30分の連続運動でも10分の運動を3回に分けて行ってもほぼ同じ効果があることがわかってきています。
仕事や家事が忙しくまとまった時間を運動にあてることが出来なかった方々も、細切れ時間を上手に利用することで秋太りを予防しメタボを解消することが可能です。
エレベーターではなく階段を使う、昼食後に10分程度のウォーキングをするなど体を動かす習慣をつけることで秋太りを防ぎましょう。