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福岡(天神)の内科「村山内科・胃腸科」のブログ・お知らせ

福岡市中央区天神の内科 - 村山内科・胃腸科

天神西通りにて70年、皆様の健康と共に

天神駅から徒歩5分

福岡市中央区天神2-4-20 天神プラッサ2階

村山内科・胃腸科

村山便り

睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に10秒以上の無呼吸が一定の回数以上あることをいいます。

閉塞性の睡眠時無呼吸は、肥満により増えたのどの脂肪や、のどの筋肉がゆるんで落込んだ舌の付け根が空気の通り道を塞ぐことでおこります。特にあごの小さい方はもともと空気の通り道が狭いため少しの体重増加でも症状が出やすくなります。

睡眠時無呼吸があると熟睡できずに何度も目を覚ましたり昼に眠くなる事が多くなり、重度の睡眠時無呼吸があると交通事故をおこす危険性は4倍になるとも言われています。

2003年におきた新幹線運転士の居眠り事故の原因が睡眠時無呼吸症候群であったことを覚えている方も多いでしょう。また無呼吸があると心臓や血管に負担がかかるため、脳梗塞などの脳血管障害、心臓病などのリスクが3倍以上になり、突然死も増えることが知られています。

睡眠時無呼吸症候群の有無は自宅で検査機器を付けて一晩寝ることで調べることができます。治療には持続陽圧呼吸療法(CPAP)や手術を必要とする場合もありますが、マウスピースの装着や寝る時の体位指導で改善することもあります。

家族から不規則ないびきがあると言われたり、睡眠中息が止まっているなどと言われたことのある人はもちろん、夜間トイレに2回以上行く、読書やテレビを見ているときや渋滞中の車中などで強い眠気を覚えることの多い人などは是非医師に相談してみてください。

睡眠時無呼吸症候群について

福岡には美容室やエステサロンなどの美容施設が多く存在しています。なかでも当院がある天神西通り周辺は日本でも有数の美容業界の激戦区といわれています。

ところで、企業には年に1回義務付けられている社員への健康診断ですが、美容室は一般の項目に加え、必ず以下の要件を満たした診断書が必要です。

① 結核・伝染性皮膚疾患の有無が明記されていること。

② 医師が発行したと明記されていること

③ 3か月以内のもの

美容室を開設するとき、新たに美容師を雇うとき、および、毎年「結核、皮膚疾患その他厚生労働大臣の指定する伝染性疾病」について、健康診断が必要です。

当院は多くの美容室様に通いやすい位置(天神西通り沿い)にありますので、スタッフ様が短い移動時間で健康診断を受けることができます。健康診断についてご不明な点や、ご予約など何かありましたらお気軽にご連絡ください。

美容室の健康診断
12月5日、厚生労働省よりインフルエンザが全国的な流行期に入ったと発表
がありました。今年はインフルエンザの流行が早く始まっているようです。
インフルエンザワクチンは接種後、予防効果がでるまで2週間ほどかかるといわれています。
ワクチン接種希望の方は早めの接種をおすすめ致します。
インフルエンザの流行状況について
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長い時間立ちっぱなしだったりしたときなどに両足がむくんで靴が窮屈になったり、朝起きたすぐに鏡で自分の顔を見たときにまぶたが腫れぼったくなることなどは誰もが経験したことがあると思います。

むくみの原因は様々ですが、その多くは皮膚と血管の間の組織に水分がたまることでおこります。

血管はゴムホースのようなものだと思われがちですが、実は目に見えない小さな穴がたくさんあいています。

立ちっぱなしや同じ姿勢で椅子に座りっぱなしだと足に血流がうっ滞し、血管の穴から血液の血漿と言われる成分がしみ出すことでむくみができます。このようなむくみには血流のうっ滞を防ぐのが効果的です。デスクワーク中でも時には椅子から立ち上がって足の屈伸運動をしたり歩いたりするのがいいでしょう。すわった状態から軽く足を前になげだし、ゆっくりつま先を上下させるような運動もふくらはぎの筋肉を動かし血流のうっ滞を改善する効果があり足のむくみ改善にいいと思います。

塩分の多い食事や飲酒を控えることやミネラルをたくさん含む野菜、果物を十分にとることを心がけるのも重要です。

注意が必要なのは病気が原因のむくみです。むくみの陰には心臓、肝臓、腎臓、甲状腺などの重大な病気が隠れていることがあります。発熱がある、息苦しさがある、目の白目が黄色く変色する(黄疸)などむくみ以外の症状がある場合はもちろんですが、むくみがなかなかよくならない場合やむくみが体の片側にだけ目立つ場合、全身にむくみがある場合などは医師に相談するようにしましょう。

身体のむくみに要注意

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昨今話題のPM2.5とは大気中に浮遊している2.5μm以下の小さな粒子のことをいいます。
自然由来のものもありますが、今問題となっているのは主に工場からのばい煙や自動車の排気ガスが原因になっているものです。西日本の日本海側、特に福岡を含む北部九州では濃度が高い日が比較的多く、花粉、黄砂とともに健康に影響を与えるので注意が必要です。

2.5μmとは髪の毛の1/30程度のサイズで、花粉(スギ:30μm)や黄砂(4-7μm)よりも小さいため吸入すると肺の奥までとどいてしまいます。鼻、喉、気管、肺などについたこの微粒子は炎症を引き起こし喘息、アレルギー性鼻炎などを悪化させますが、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の有る方にはより影響が大きいと言われており特に注意が必要です。その他不整脈などの循環器系の病気とも因果関係が示されており、発がん性や小児・胎児の成長への影響も疑われています。

当たり前ですが、一番重要なのはPM2.5を吸い込まないこと。特に呼吸器疾患やアレルギー疾患のある方はPM2.5が多い日は外出を控えるのが望ましいでしょう。部屋の空気の入れ替えのために窓を開けるのも控えましょう。福岡市のホームページには予測情報が毎日掲載されています

http://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/k-hozen/life/kankyohozen/PM25information.html) 。

PM2.5濃度の高い日に外出する場合はマスクの着用が望まれます。最近は市販のマスクも用途に応じて選べるようになっていますが、その中でも「N95」とよばれるタイプがPM2.5、花粉、黄砂の防御には効果が期待できるでしょう。マスクは着用方法が悪いと十分な効果が得られませんので、隙間のないようしっかりと着用してください。

PM2.5による健康被害ついて

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電車やバスの中で突然腹痛が出現し下車してトイレに駆け込む、仕事の商談やプレゼン中にお腹の調子がおかしくなるなどの症状はありませんか?このような症状が繰り返すようであれば過敏性腸症候群という病気かも知れません。

過敏性腸症候群はストレスが原因で腹痛や排便の異常が出る病気です。腸と脳には密接な関係があり、脳が感じた不安やストレスが自律神経を介して腸に影響することで腸の運動異常が起きてしまうことがあります。何かとストレスの多い今の日本では多い病気で、慣れ親しんだ生活や友人との別れ、新生活への適応などでストレスを溜め込みやすいこの季節におこりやすい病気でもあります。

過敏性腸症候群には便秘型と下痢型があり、この二つの症状を交互に繰り返す人もいます。

ストレスが原因なので、仕事や勉強、私生活などで無理をしてストレスを溜め込まないようにするのが大事です。

食事は不規則にならないようにしましょう。便秘型なら食物繊維や水分をたっぷりとったり、海藻・豆類を積極的に食べる、下痢型ならタバコ、アルコール、コーヒー、香辛料などを控えめにするなどの工夫をしましょう。

症状がひどいかた、繰り返す方は早めに医師に相談しましょう。重要なのは便秘や下痢を繰り返す人のなかには過敏性腸症候群以外の病気の人も含まれることです。同様の症状でも中高年の方はもちろん、若くても、熱が出る、便に血が混じる、体重が減ってきたなどの症状がある場合には必ず医療機関を受診してください。

過敏性腸症候群

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暖かい季節が待ち遠しい日々ですが、花粉症の方にとっては春は嫌な季節かもしれません。

今や人口の15%以上の人が花粉症に悩まされており、特に30−40歳代では4人に1人が患者とされています。花粉症はアレルギー性鼻炎の一種で、原因の70%を占めるスギ花粉は春に飛散しますが、イネ科の花粉は夏、ブタクサの花粉は秋に多く、春以外の季節でも発症することがあります。

花粉症は口や鼻から入った花粉に対し体が抗体を作り、その抗体が花粉と反応するのが原因です。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが典型的な症状ですが、症状の出かた、重さには個人差があります。

予防はまず原因の花粉をさけること。晴れて気温が高い日、空気が乾燥して風が強い日、雨の日の翌日などは要注意です。

花粉情報には注意し、眼鏡、マスクで花粉をさける、外出時には花粉がつきやすい毛織物などはさける、外出から帰ったら服や髪をよく払い、うがいをし、鼻をかむ。まめに掃除をするなどの工夫しましょう。

しかし花粉を完全に防ぐのは不可能なので、症状の強い方は内科、耳鼻咽喉科などに相談してください。症状に合わせて飲み薬、点鼻薬、点眼薬などがあり、また血液検査で花粉に対する抗体の有無を調べることもできます。

花粉症の季節がやってきました。

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秋は野菜、果物、魚など旬の美味しいものがたくさんですね。

秋に美味しい野菜類、なかでもキノコ類は食物繊維が豊富でカロリーも含まれていないのでたくさんとりたい食材です。またサンマやサバなどの青魚には血中の悪玉コレステロールを少なくして、善玉コレステロールを増やす不飽和脂肪酸がたくさん含まれています。(ただし油ののった青魚はカロリーも高いので食べ過ぎると太ってしまう原因にもなりかねません)

暑い夏が終わりすずしくなって食欲が増してくると食べ過ぎて体重が増えてしまうことがよくあります。このような秋太りを予防するためにもできるだけ体を動かすようにしましょう。

運動には有酸素運動と無酸素運動の両方の要素がありますが、有酸素運動でより効果的に脂肪を燃焼することができます。

有酸素運動を効果的に行うには自分の脈拍数を目安にするとよく、適切な脈拍数は138−(年齢/2)で計算できます。例えば30歳なら138−15=123回/分、40歳なら138−20=118回/分の脈拍数程度の運動です。

このくらいの脈拍数の運動では心肺への負担もそれほど高くないので安全性にすぐれ、脂肪の燃焼効果が高く、疲れや筋肉痛が残りにくいため長続きしやすいのです(心臓に病気のある方、糖尿病のある方などは主治医に相談してください)。

以前より脂肪を燃焼するためには30分以上連続して運動することが推奨されてきましが、近年30分の連続運動でも10分の運動を3回に分けて行ってもほぼ同じ効果があることがわかってきています。

仕事や家事が忙しくまとまった時間を運動にあてることが出来なかった方々も、細切れ時間を上手に利用することで秋太りを予防しメタボを解消することが可能です。

エレベーターではなく階段を使う、昼食後に10分程度のウォーキングをするなど体を動かす習慣をつけることで秋太りを防ぎましょう。

秋太りを予防しましょう!

風邪もインフルエンザもウィルスが原因の感染症ですが、
風邪が鼻水、喉の痛み、咳などの症状にとどまることが多いのに比べ、
インフルエンザは風邪のような症状に加えて38度以上の高熱、
関節・筋肉痛、下痢などの全身症状を伴うのが特徴です。

特に乳幼児、高齢者、妊婦や心臓、肺、腎臓などの病気がある人、
糖尿病がある人などは肺炎や脳症などの重い合併症を引き起こす恐れがあるので
十分な対策が必要です。

予防接種は流行前に行いましょう。

ワクチンに即効性はなく、接種後2−3週経ってからしか十分な効果は見込めません。
またワクチンによりインフルエンザの重症化を抑えることは期待できますが、
インフルエンザにかかることを完全に防ぐことはできません。

当たり前のようですが、外出後にはしっかり手を洗う、
加湿器、ぬれタオルなどをつかって室内の乾燥を防ぐ、
しっかり栄養をとる、人ごみなどをさけるなどの予防が最も大切です。

医師はインフルエンザと診断すると必要に応じてタミフルなどの抗ウィルス薬を処方します。
薬は発症して48時間以内に使用開始することで高い効果を発揮します。
インフルエンザを疑われるような症状があるときは早めに医療機関を受診しましょう。

インフルエンザ

秋は美味しいものがたくさん。食欲も旺盛になりがちですが、
胃もたれ、胸焼けに悩んでいる人はいませんか?

現代の日本では逆流性食道炎という病気が増加しています。
若い人にも多い病気で、最近テレビなどでもよく話題になっています。

逆流性食道炎とは本来胃の中で分泌される胃酸が食道に逆流することで起きる病気です。
胃の中は胃酸により胃が自己消化されないように粘液が多く出るようになっていますが、食道にはそのような仕組みがないため、胃酸が頻繁に食道に上がってくると食道の粘膜がただれて痛みや胸焼けなどの症状が出てくるのです。

痛み以外にも、胃もたれ、ゲップが多い、お腹が張る、食べたものが胸でつかえるなどの症状として出てくることもあります。

逆流性食道炎を予防するためには

1.お腹いっぱいになるまで食べ過ぎない
食べたものは胃の中で胃酸と混じり合いますが、お腹いっぱい食べるとそれが逆流しやすくなります。

2.食後横にならない
食後すぐに横になると胃酸と胃酸が混じった食べたのなどが逆流しやすくなります。夜遅い時間にご飯を食べてすぐベッドに入るのも同じ理由であまりよくありません。

3.お腹を締めるような服装は避ける。肥満のある人は体重を落とす。
きつい服装をすると胃が外から圧迫され胃内のものが逆流しやすくなります。また肥満の人は内蔵脂肪が胃を圧迫するのが逆流の原因となります。

4.アルコール、脂っこいもの、甘いものを避ける。
胃の中のものが十二指腸や小腸に送られるのが遅くなり、食べたものがいつまでも胃の中に残るため逆流の原因になります。

上記のような工夫でも症状が改善しない場合は胃酸を抑える薬などで治療を行います。

注意しなければいけないのは胃もたれ、胸焼けなどの原因は必ずしも逆流性食道炎に限らないということです。胃や十二指腸潰瘍、食道がん、胃がんなどで同様の症状が出ることもありますので、症状のある方はぜひ一度医師に相談しましょう。

逆流性食道炎

熱中症は「日射病」と呼ぶ事がおおかったせいか、外で日光を直接浴びている人だけがなる病気と考えている人もいますが、暑い室内で熱中症になる場合もあります。

熱中症とは体温調節の仕組みがうまく働かなくなり、「脱水」と「高体温」が起きた状態をいいます。

真夏の屋外やボイラーなど熱を発するものの近くで作業、運動する場合はもちろん、湿度が高い日、急に暑くなった日、熱帯夜などが続く場合にも要注意です。節電も大事ですが、気温、湿度の高い日は暑くない程度にクーラーを使いましょう。また糖尿病、心臓病、甲状腺の病気などを持っている人、高齢者、体の調子が悪い、二日酔い、夏バテなどの人たちも体温調節がうまく働きにくいため脱水がおきやすく熱中症になりやすいと言えます。

熱中症の初期症状としてはめまい、こむら返りなどがあり、このような症状がある場合にはすぐに涼しいところで水分・塩分補給をしてください。

誰かがそばで見守りながら症状がよくならない、悪くなる場合には病院へ搬送する必要があります。より重症になってくると、頭痛、嘔吐、倦怠感、意識障害、けいれんなどの症状が出てくることがあり、命の危険も伴います。

予防は積極的な水分、塩分の補給です。大量の汗で水分も塩分も失った場合はのどの渇きを感じにくくなることがありますので、のどの渇きで水分をとるのではなく、時間を決めてまめに水分、塩分を補給するよう心がけましょう。

症状と重症度によりI度〜III度に分けられています。

I度:めまい(立ちくらみ)、こむら返り

II度:頭痛、吐き気、倦怠感、体に力が入らない

III度:意識障害(呼びかけや刺激への反応がおかしいなど)、けいれん、真直ぐに歩けない、高体温

I度の症状がある場合にはすぐに涼しいところで水分・塩分補給をしましょう。
誰かがそばで見守りながら症状がよくならない、悪くなる場合には病院へ搬送する必要があります。

熱中症は日常生活、運動、労働のなかで発生しており、地球温暖化やヒートアイランド現象などの高温化や人口の高齢化から今後ますます重要になってくると考えられます。

熱中症にご注意ください。
村山内科・胃腸科スタッフ

村山内科・胃腸科〈病院案内〉

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