誠に勝手ながら、4月29日(火)、5月3日(土)〜6日(火)はGW期間休診となります。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い致します。
- 4月28日
- <お知らせ>
待ち時間短縮のため、受診の際はウェブ問診へのご協力をお願いします
誠に勝手ながら、4月29日(火)、5月3日(土)〜6日(火)はGW期間休診となります。
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昨今話題のPM2.5とは大気中に浮遊している2.5μm以下の小さな粒子のことをいいます。
自然由来のものもありますが、今問題となっているのは主に工場からのばい煙や自動車の排気ガスが原因になっているものです。西日本の日本海側、特に福岡を含む北部九州では濃度が高い日が比較的多く、花粉、黄砂とともに健康に影響を与えるので注意が必要です。
2.5μmとは髪の毛の1/30程度のサイズで、花粉(スギ:30μm)や黄砂(4-7μm)よりも小さいため吸入すると肺の奥までとどいてしまいます。鼻、喉、気管、肺などについたこの微粒子は炎症を引き起こし喘息、アレルギー性鼻炎などを悪化させますが、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の有る方にはより影響が大きいと言われており特に注意が必要です。その他不整脈などの循環器系の病気とも因果関係が示されており、発がん性や小児・胎児の成長への影響も疑われています。
当たり前ですが、一番重要なのはPM2.5を吸い込まないこと。特に呼吸器疾患やアレルギー疾患のある方はPM2.5が多い日は外出を控えるのが望ましいでしょう。部屋の空気の入れ替えのために窓を開けるのも控えましょう。福岡市のホームページには予測情報が毎日掲載されています
(http://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/k-hozen/life/kankyohozen/PM25information.html) 。
PM2.5濃度の高い日に外出する場合はマスクの着用が望まれます。最近は市販のマスクも用途に応じて選べるようになっていますが、その中でも「N95」とよばれるタイプがPM2.5、花粉、黄砂の防御には効果が期待できるでしょう。マスクは着用方法が悪いと十分な効果が得られませんので、隙間のないようしっかりと着用してください。
電車やバスの中で突然腹痛が出現し下車してトイレに駆け込む、仕事の商談やプレゼン中にお腹の調子がおかしくなるなどの症状はありませんか?このような症状が繰り返すようであれば過敏性腸症候群という病気かも知れません。
過敏性腸症候群はストレスが原因で腹痛や排便の異常が出る病気です。腸と脳には密接な関係があり、脳が感じた不安やストレスが自律神経を介して腸に影響することで腸の運動異常が起きてしまうことがあります。何かとストレスの多い今の日本では多い病気で、慣れ親しんだ生活や友人との別れ、新生活への適応などでストレスを溜め込みやすいこの季節におこりやすい病気でもあります。
過敏性腸症候群には便秘型と下痢型があり、この二つの症状を交互に繰り返す人もいます。
ストレスが原因なので、仕事や勉強、私生活などで無理をしてストレスを溜め込まないようにするのが大事です。
食事は不規則にならないようにしましょう。便秘型なら食物繊維や水分をたっぷりとったり、海藻・豆類を積極的に食べる、下痢型ならタバコ、アルコール、コーヒー、香辛料などを控えめにするなどの工夫をしましょう。
症状がひどいかた、繰り返す方は早めに医師に相談しましょう。重要なのは便秘や下痢を繰り返す人のなかには過敏性腸症候群以外の病気の人も含まれることです。同様の症状でも中高年の方はもちろん、若くても、熱が出る、便に血が混じる、体重が減ってきたなどの症状がある場合には必ず医療機関を受診してください。
4月の糖尿病専門外来は
1日(火)、8日(火)、15日(火)、22日(火)の午前中となります。
ご予約は不要ですので、午前9:00〜午前11:30にご来院ください。
なお上記時間帯は当院院長は不在となりますが、糖尿病以外の病気も診療いたしますので、
糖尿病以外でお身体に不安の有る方もご来院ください。